4. タンパク質合成 テキスト7章
転写と翻訳
リボソーム
遺伝子の調節
<転写と翻訳>
遺伝子の発現(効力を表すこと)は、タンパク質合成の2段階反応。<セントラル・ドグマ
転写(DNAの塩基配列からmRNAの塩基配列)
染色体のDNAの一部をRNAポリメラーゼが
mRNAにコピー(対合配列)
翻訳(mRNAの塩基配列からアミノ酸配列)
mRNAにリボソームが結合、tRNAがアミノ酸
配列に置き換えて、ペプチドが合成される。

問題1:転写の逆反応は、レトロウィルスが起こすことができる。しかし、通常の細胞では起きない。それはなぜ?
問題2:翻訳の逆反応はどんな生物でも起こせない。それはなぜ?
リボソーム
リボソームはRNAとペプチド鎖からなる細胞内器官で、50Sと30Sの2つのユニットに分かれる。ユニットの間にmRNAが挟み込まれ、
そこにtRNAが結合することで、アミノ酸の鎖が合成されていく。
リボソームの構造、グレーと緑がRNA、紫と青がペプチド
遺伝子の調節
遺伝子の発現は様々な要因によって制御されている。
・マスターキー遺伝子
・転写制御タンパク<
・プロモーター、オペレーター、リプレッサー
・RNAi<miRNA、siRNA、circularRNA
Lac遺伝子発現制御系(プロモーターと抑制因子)
タンパク質の構造と機能
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