10. 植物生理 テキスト22章
植物の進化
植物の構造
植物ホルモン
物質輸送
<植物の進化>
生活環:一倍体世代と二倍体世代の交代
乾燥への適応、水の輸送、播種
海藻:構造がない、均一な組織。配偶子
陸上>コケ:硬い外皮。卵と精子(水が必要)
維管束>シダ:茎と高い構造、卵と精子
播種>裸子植物:種、種子と精子、種子と花粉(水が不要)
受精・拡散戦略>被子植物:花と胚珠、果実、種子と花粉
問題1:植物が水中から陸上に適応するため、どのような構造上の変化があったのか。
<植物の構造>
表皮、維管束(篩管、導管)、その他
茎:構造を支える固さ、篩管・導管
根:維管束、周りを囲む内鞘と根毛
葉:光合成組織、気体を通す海綿状組織、気孔、乾燥を防ぐ外皮
花は上の3組織からできている。
花粉母細胞>減数分裂4>花粉>2核
卵母細胞>減数分裂3:1>8核>卵1核+胚乳母細胞2核
<植物ホルモン>
成長
オーキシン:伸張
サイトカイニン;オーキシンと拮抗?側芽
ジベレリン:細胞分裂、成長・成熟
成熟
エチレン:果実の成熟
休眠
アブシジン酸:休眠、落葉、成熟
<物質輸送>
・葉の蒸散、吸収
葉からの水の蒸散が負圧を作る。気孔から二酸化炭素を取り込む。
・茎の輸送、上下
導管内の表面張力で水と栄養塩をくみ上げる。単なる負圧ではない。篩管内の細胞が糖を能動輸送
・根の吸収
浸透圧で水を取り込む。(栄養塩を能動輸送。共生菌からも取り込む、窒素、リン、イオン)
問題2:どうして木は土の中から高い枝葉まで水を吸い上げることができるのか。